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頭浸浴とヘッドスパの違いと効果|高級理容室のスタイリストが教える贅沢ヘアケア体験

ヘアサロンを訪れる大半の人にとって、その目的はかっこいい理想のヘアスタイルに仕上げてもらうことの1点でしょう。

しかし、それだけで終わってしまうのは少しもったいないかもしれません。というのも、最近では高級店を中心に頭皮や毛髪のケアなど、ヘアカット以外のサービスの充実にも力を入れているところが増えているからです。その中でも特に注目されているのが、頭浸浴とヘッドスパです。

より満足できる、充実したヘアサロン体験を味わわせてくれる、頭浸浴とヘッドスパについて、その違いも含めて詳しく解説します。

1.頭浸浴って何?

頭浸浴が話題になるようになったのは比較的最近のことなので、名前くらいは聞いたことがあるけど、どんなサービスなのかよくわからないという人も少なくないかもしれません。そこで頭浸浴とはどういうものなのかを解説することにします。

1-1.頭浸浴の基礎知識

理美容機器などの製造・販売を手掛けるタカラベルモントが2021年にリリースした「YUMEヘッドバス」を用いて施術します。

この「YUMEヘッドバス」で額からお湯をかけ流しつつ、専用のボウルに溜めたお湯に頭全体を浸すのが頭浸浴の基本です。

1-2.頭浸浴の効果

頭浸浴にはさまざまな効果があります。まず挙げられるのは、温浴効果により心身がリラックスできることです。また、頭部の筋肉が刺激され、血流が改善することにより、目の疲れや肩・首などのコリをほぐす効果も期待できます。

頭浸浴のお湯は専用の炭酸タブレットを使うことで炭酸泉となっていることも特徴で、これによる通常のお湯よりも頭皮や髪の微細な汚れをしっかり取り除くことができます。髪や頭皮をより清潔にする効果があるのです。

そして、炭酸泉にはヘアカラーによる髪のダメージを軽減する効果もあります。ヘアカラーによってアルカリ性に傾いた髪を適正な弱酸性へと戻してくれるからです。さらにカラーリングの持続力を高める効果もあるので、ヘアカラーが好きで頻繁に行う人には頭浸浴は特におすすめできます。

そのほかにも、年齢とともに気になる薄毛や白髪の予防にも役立つと言われるなど、多種多様な効果を誇ります。

2.頭浸浴の施術の流れ

「そんなにいろいろな効果があるのなら、頭浸浴を経験してみようかな」と思った人のために、高級理容室のLAVIE NEW STANDARD BARBERでの実際の施術をもとに、頭浸浴がどのような流れで行われるのか解説します。

2-1.シャンプーで髪や頭皮をきれいにする

ヘアサロンでの頭浸浴はカットのあとに行われるのが一般的です。頭に髪の切れ端などが残っていると頭浸浴の効果を十分に得られなくなってしまうので、まずはシャンプーで洗い流して髪や頭皮をある程度きれいにしておきます。

なお、LAVIE NEW STANDARD BARBERでは肌に優しい酢酸入りのシャンプーが使われています。頭皮がデリケートな人も安心できますね。

2-2.専用の機材で髪の生え際から温水をかける

シャンプーが済んだら、「YUMEヘッドバス」がシャンプー台に設置され、いよいよ頭浸浴の本番です。

ちなみに、「YUMEヘッドバス」が設置可能なシャンプー台の種類は限られているので、それがないサロンでは頭浸浴は基本的に行うことができません。

所定の位置に頭をセットすると、「YUMEヘッドバス」から炭酸泉が流れ出します。額の生え際からフェイスラインに沿うように流れていくお湯の音は耳に心地よく、それだけでも十分な癒しを感じることができます。

「YUMEヘッドバス」用の炭酸タブレットにはシトラスミントやジンジャーオレンジとアロマハーブの香りがついているものもあるので、においによるリラックス効果も期待できます。

お湯の温度は38℃前後で、施術時間は5分ほどですが、施術後には短時間とは思えないほどの心身の変化を感じられることでしょう。

サウナで温冷交代浴を繰り返したあとに得られるリフレッシュ感を「ととのう」と表現することもありますが、それに近い感覚を味わえるという体験者の声もよく聞きます。

3.ヘッドスパって何?

ヘッドスパは広く一般に知られるようになって10年以上が経過しており、いまでは街中で専門店を見かけることも珍しくなくなりました。とはいえ、専門店の多くは女性をメインターゲットとしており、男性にとってはいささか敷居が高い存在かもしれません。それだけに、ヘアサロンで髪をカットする“ついで”にヘッドスパを体験できるのはうれしいことではないでしょうか。

ヘッドスパには興味があるけど、これまで体験する機会がなかったという人のために、まずはヘッドスパとはどういうサービスかを解説します。

3-1.ヘッドスパの基礎知識

ヘッドスパとは、頭皮のクレンジングやマッサージを行うことで、頭皮環境を整え、リラクゼーションや頭髪の健康増進、美髪効果などをもたらす施術です。

ヘッドスパは大きく2つの種類に分けることができます。「ドライヘッドスパ」と「ウェットヘッドスパ」です。

3-2.ドライヘッドスパとは

ドライヘッドスパは水やオイルを使わず、髪を濡らさない状態で施術するヘッドスパを指します。頭皮や首、肩のマッサージが中心で、リラクゼーションに特化しています。

ヘッドスパの専門店では、ドライヘッドスパをサービスの主軸にしているところが多く見られます。

3-3.ウェットヘッドスパとは

一方のウェットヘッドスパは、シャンプーやトリートメント、クレンジング剤などを用いて髪を濡らした状態で行うヘッドスパのことです。

頭皮のクレンジングやマッサージに加え、髪の保湿ケアも同時に行えます。炭酸泉やアロマオイルを使用するメニューなど、さまざまな種類があるのもウェットヘッドスパの特徴です。

理美容室などのヘアサロンで提供されるヘッドスパのサービスは、ウェットヘッドスパが中心となっています。

3-4.ヘッドスパの効果

ヘッドスパは頭皮や髪だけでなく、心身にもさまざまなメリットをもたらしてくれます。主だったものを挙げると、まずは血行促進によるリラクゼーション効果。頭や首、肩のマッサージにより血行が促進され、心も体も深くリラックスできます。また、頭皮のツボを刺激することで、肩や首のコリ、眼精疲労の改善も期待できます。

こうしたリラックス効果とコリや眼精疲労の改善は、睡眠の質の向上にも寄与してくれるはずです。

頭皮環境が改善するのも大きなメリットの一つと言えます、毛穴に詰まった汚れを洗浄することで、頭皮が清潔かつ健康になります。頭皮のデトックスとも言うべき効果です。

頭皮の血行がよくなることで髪に栄養が行き渡りやすくなるのもうれしい点です。髪にハリやツヤが生まれ、若々しい印象を与えることができるようになります。

4.ヘッドスパの施術の流れ

さまざまな効果を得られるヘッドスパですが、どんなふうに施術がされるのかも気になるところです。LAVIE NEW STANDARD BARBERでのウェットヘッドスパの施術をもとに、どのような流れで行われるか解説します。

4-1.髪と頭皮のクレンジング

頭浸浴と同じく、ヘアサロンでのヘッドスパはカットのあとに行わるケースが大半です。頭に髪の切れ端などが残っているとヘッドスパの効果を十分に得られなくなってしまうので、まずはシャンプーで洗い流して髪や頭皮をある程度きれいにしておきます。

なお、LAVIE NEW STANDARD BARBERでは頭浸浴とヘッドスパがセットになったコースも用意されています。そのコースでは先に頭浸浴が行われますが、その際に既にクレンジングを済ませているため、ヘッドスパでのクレンジングは行われません。

4-2.マッサージやツボ押しによるリラクゼーション

ここからがヘッドスパの本番です。マッサージで入念に頭皮をほぐしつつ、頭部のツボ押しによってお客様を深いリラックス状態へと誘います。

実は頭部には多くのツボが集中しており、ツボ押しによってさまざまな健康増進効果が期待できます。以下に代表的な頭部のツボとツボ押しによる効果を解説します。

  • 百会(ひゃくえ)……頭頂部に位置するツボで、「万能のツボ」とも呼ばれます。頭痛や肩コリ。目の疲れ、不眠、ストレス緩和、自律神経の調整に効果的です。全身の血流を良くする働きもあります。
  • 太陽(たいよう)……目と眉毛の端の中間点から指2本分外側にあるくぼみです。頭痛や眼精疲労に効き、目をスッキリさせる働きがあります。
  • 印堂(いんどう)……眉間の真ん中にあるツボです。頭痛、鼻炎、眼精疲労、不眠に効果があります。
  • 風池(ふうち)……後頭部の髪の生え際にあり、首の骨の左右のくぼみから1㎝ほど外側に位置するツボです。血流を良くし、緊張型頭痛や肩コリをやわらげてくれます。風の引き始めにも効果あり。
  • 角孫(かくそん)……耳を後ろから前に倒した際に耳の一番尖った部分が触れる、こめかみの下部あたりのツボです。血流環境を促進し、肩や首のコリによる頭痛を緩和する効果があります。

4-3.トリートメントで髪を保護

仕上げにトリートメントで髪を保護して施術終了。所要時間は15分程度ですが、こちらも頭浸浴同様、サウナでいうところの「ととのう」感覚を味わえます。頭浸浴とセットのコースを選べば、「ととのう」感も満点です。

ちなみに、ヘッドスパの際に使用するお湯は髪や頭皮に優しい炭酸泉。これもうれしいところですね。

5.頭浸浴とヘッドスパの違い

頭浸浴とヘッドスパを同一視していたり、違いがよく理解できていなかったりする人も少なくありませんがここまでの解説で両者はまったく別モノだということはお分かりいただけたことでしょう。主な違いを改めてまとめると、以下のようになります。

5-1.施術方法

頭浸浴が専用の機材で頭部にお湯を流しかけるのに対し、ヘッドスパは人の手でマッサージやツボ押しを施すのが最大の違いです。

また、ヘッドスパ独自の特徴としては、ドライとウェットのほか、炭酸泉で頭皮の汚れを落とす「炭酸ヘッドスパ」や植物オイルなどで頭皮や髪に栄養を与える「オイルヘッドスパ」、クリームを使って頭皮をもみほぐす「クリームバス」など、さまざまな施術法があることも挙げられます。

5-2.施術時間

頭浸浴が5分程度であるのに対し、ヘッドスパは15~20分くらいが一般的です。ヘッドスパ専門店などでは60分以上のコースを用意しているケースもあります。

短時間でリラックスしたいときは頭浸浴、ゆっくりとくつろぎたいときはヘッドスパを選択するのも一つの手です。

また、LAVIE NEW STANDARD BARBERのように頭浸浴とヘッドスパをセットにしたコースを用意しているサロンもあります。最初に頭浸浴で毛穴を開いてからヘッドスパを行うことで、より高い効果が期待できます。

5-3.リラックス効果

頭浸浴もヘッドスパもリラックス効果を得られる点では共通していますが、施術方法が違うために術後のリラックス感も少し異なります。

頭浸浴は頭全体がお湯に包まれることによる、温泉につかっているかのような深い癒し効果が特徴です。また、お湯の流れる心地よい音やアロマの香りによって聴覚や嗅覚にも働きかけることで、癒しの効果をより高めてくれます。

一方、ヘッドスパはマッサージやツボ押しで肩や首などのコリが改善されることによる爽快感が特徴といえます。

6.LAVIE NEW STANDARD BARBERの店舗情報

LAVIE NEW STANDARD BARBERは浜松町本店のほか、秋葉原、五反田、中野、新宿、渋谷、両国、千葉中央、横浜の計10店舗を展開しています。いずれの店舗も駅から近いので、仕事帰りなどに気軽に立ち寄ることができます。ご予約お待ちしております。

また、オンラインでの予約も受け付けています。24時間いつでも予約可能です。

7.まとめ

頭浸浴とヘッドスパは、その高いリラクゼーション効果によりワンランク上のへサロン体験を提供してくれます。特に仕事や勉強で疲労やストレスを感じている人、毛髪や頭皮の健康状態が気になる人などは、ぜひ一度体験してみることをおすすめします。

そして極上の頭浸浴とヘッドスパをお望みの際には、LAVIE NEW STANDARD BARBER も選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか? 高級理容室ならではの一流の技術を持ったスタイリストが最上級のサービスと満足できる時間を提供します。


監修者

LAVIE NEW STANDARD BARBER 庄子悠介

2社にて腕を磨き2015年に独立し、LAVIE NEW STANDARD BARBERを開業。現在、首都圏にて10店舗を運営。店舗合計で、年間3000人来店するお客様の期待以上の感動のおもてなしを実現する全席個室の高級理容室を運営。


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