第一印象を決定づける要素のひとつ、それがヘアスタイルです。高級ブランドの上質なスーツをどれだけ優雅に着こなしていたとしても、ヘアスタイルが整っていなければその魅力は半減してしまいます。そして、ヘアスタイルの完成度を左右するのがスタイリング剤です。
本記事では、スタイリング剤の種類と特徴、使い方などについて詳しく解説します。
目次
1. スタイリング剤を使うメリット

スタイリング剤は毎朝のヘアセットに欠かせないものですが、中にはほとんど使ったことがないという人もいるかもしれません。特にナチュラルなヘアスタイルを好む人にときどき見受けられます。
しかし、これから解説するスタイリング剤のメリットを知れば、その考えもきっと変わるはず。それほど、スタイリング剤には多くのメリットがあるのです。
1-1.ヘアスタイルの再現性が高まる
理容室で仕上げたスタイルを自宅で再現できないという悩みは非常に多く聞かれます。その原因の一つが、スタイリング剤を適切に使用していないことです。
スタイリング剤を使うことで、プロが作ったシルエットや動きを自宅でも再現しやすくなります。特にワックスやグリースは、髪の流れや束感をコントロールしやすく、日々のスタイリングの精度を高めてくれます。
スタイリング剤は「プロの仕上がりを日常に落とし込むためのツール」なのです。
1-2.スタイルの持続力を高める
朝きちんとセットしてきたはずなのに、午後には髪が崩れて気になってしまうという経験をした人は、けっこう多いのではないでしょうか。そんな悩みを解消するうえでも、スタイリング剤は心強い味方となってくれます。
ジェルやスプレーを使用することで、風や湿気にも強く、一日中スタイルをキープすることが可能になります。特に重要な商談や長時間の外出時には、その効果を強く実感できるでしょう。
ヘアスタイルが崩れにくいという安心感は、気持ちの余裕にもつながります。
1-3.髪質の悩みをカバーできる
スタイリング剤は、髪質のコンプレックスを補う役割も果たしてくれます。
例えば、柔らかくてボリュームが出にくい髪にはマット系ワックスで立ち上がりをプラスし、硬くて動きが出にくい髪にはファイバー系ワックスで柔軟な動きを演出するといった芸当も可能です。また、くせ毛の方はグリースやクリームでまとまりを出すことで、自然な美しさを引き出すことができます。
自分の髪質を理解し、それに合ったスタイリング剤を使うことで、弱点を魅力へと変えられるのです。
1-4.印象を自在にコントロールできる
スタイリング剤の大きな魅力の一つは、「見た目の印象をデザインできる」という点です。
ツヤのあるポマードやグリースを使えば色気や大人の余裕を演出でき、マットなワックスを使えばナチュラルで親しみやすい印象になります。ジェルでタイトにまとめれば、誠実で信頼感のある雰囲気を作ることも可能です。
スタイリング剤はその日の予定やシーンに合わせて「自分の見せ方」を調整できるツールでもあるのです。
1-5.スタイリングの幅が広がる
スタイリング剤を使いこなすことで、同じカットでもさまざまなアレンジが可能になります。
例えば、平日はジェルでタイトに仕上げ、休日はワックスでラフに動きを出すといったように、シーンに応じてスタイルを変えることができます。
一つのスタイルに縛られず、自由に変化を楽しめるのも大きなメリットです。
2.理容室でよく使われるスタイリング剤の種類と特徴

スタイリング剤とひと口に言っても、多種多様な種類が存在し、それぞれ異なる特徴を持っています。理容室でよく使われているスタイリング剤の種類と特徴を解説します。
2-1.【ワックス】メンズの定番スタイリング剤
ワックスはメンズの整髪料では最も一般的で、定番とも呼べる存在です。ワックスにもさまざまなタイプがありますが、一般的なのは以下の3つです。
・ファイバーワックス
繊維状の成分が含まれており、髪の動きを作りやすいのが特徴。束感を出したいときや軽めのスタイルに仕上げたいときなどにおすすめです。
・マットワックス
艶を抑えた自然な仕上がりが特徴。清潔感を演出できるのでビジネスシーンにも適しています。
・グロスワックス
ツヤ感を重視したタイプのワックスです。色気のあるスタイルに最適で、パーティーや特別なシーンなどにもおすすめです。
2-2.【ポマード】クラシック感と色気を演出
大人の整髪料といえば、ポマードをイメージする人も多いのではないでしょうか。クラシカルなスタイルによくマッチし、特にオールバックや七三分けなどのフォーマルなスタイルに最適です。
ポマードには油性と水性があります。油性は強いツヤとホールド力が特徴で、ヘアスタイルが崩れにくい反面、洗い落とすのに少し手間がかかるという面もあります。水性は扱いやすくシャンプーで簡単に落とせるので、ポマード初心者はまず水性から試してみることをおすすめします。
2-3.【ジェル】強力なホールド力と清潔感
強力なホールド力と濡れたようなツヤ感を演出できるのがジェルの特徴です。ジェルは一度固まるとセットし直すのが難しいのですが、その分、仕上がりの完成度は非常に高くなります。スタイリングが得意な人に特におすすめしたいスタイリング剤です。
2-4.【グリース】柔らかさとツヤのバランス
グリースはワックスとポマードの中間のような存在で、柔らかさとツヤ感を兼ね備えているのが特徴です。伸びがよく扱いやすいため、初心者でも簡単にスタイリングできます。ナチュラルな動きを活かしたスタイルとは特に相性バツグンです。
2-5.【スプレー】スタイリングの仕上げに
スプレーはスタイリングの最後に使用し、セットした髪型をキープする役割を担います。ハードタイプとソフトタイプがあり、ハードスプレーは風や湿気にも強く圧倒的なホールド力を有します。絶対に髪を乱れさせたくない重要な商談や長時間の外出時におすすめです。一方、ソフトスプレーは軽いキープ力で自然な動きを保ってくれるので、ナチュラルスタイルに適しています。
2-6.【クリーム・ミルク】ナチュラル志向の人におすすめ
柔らかい質感を重視する人におすすめしたのが、クリームやミルクタイプのスタイリング剤です。軽い仕上がりで髪に自然なまとまりとツヤを与えてくれ、髪への負担が少ないのも魅力です。
3.スタイリング剤を選ぶときのポイント
さまざまなメーカーやブランドが多種多様なスタイリング剤を販売しています。「あまりに多すぎて何を選べばいいのかわからない」と感じる人も多いのではないでしょうか。スタイリング剤を選ぶ際のポイントを解説します。
3-1.髪質
髪質はスタイリング剤選びで最も重要なポイントです。というのも、硬い直毛の人と柔らかいクセ毛の人では、同じスタイリング剤を使っても仕上がりはまったく違ってくるからです。
硬い髪は動きを出しにくいため、セット力の高いワックスやジェルが適しています。反対に、ボリュームが出にくくペタッとしやすい柔らかい髪には、マットワックスや軽めのスプレーでふんわりとした質感に仕上げるのがおすすめです。
クセ毛の場合は動きを出すスタイリングがカギとなります。グリースやクリームタイプを使うことで自然なまとまりとツヤ感を演出するのがよいでしょう。
3-2.髪の長さ
髪の長さによっても適したスタイリング剤は変わります。
ショートヘアの場合は動きと立ち上がりが重要になるのでワックスやジェルが最適。軽やかさを出すならワックス、しっかり固定するならジェルがおすすめです。
ミディアムヘアは柔らかさとまとまりのバランスが求められます。グリースやクリームタイプが適しています。
ロングヘアは髪の自然な流れを活かしたいので、オイルやミルクタイプがベスト。重たくなりすぎない軽さがポイントです。
3-3.なりたいイメージ
周囲にどんな印象を与えたいかによってもスタイリング剤の選択は異なります。
例えば、清潔感を重視したいならツヤを抑えたマット系ワックスがおすすめ。ナチュラルで好印象な仕上がりになります。
色気や大人の雰囲気を演出したいなら、ポマードやグリースでツヤをプラスするとよいでしょう。洗練された印象が高まります。
信頼感をアピールしたいなら、ジェルやポマードでタイトにまとめるスタイルが適しています。ビジネスシーンにもよくマッチします。
3-4.ライフスタイル
日々の過ごし方もスタイリング剤選びで意識したいポイントです。
例えば、外回りや営業が多い人は、時間が経っても崩れにくいハードワイプのワックスやジェル、スプレーを併用するのがおすすめ。
デスクワーク中心の人は、軽めのワックスやクリームで自然な仕上がりにすると、清潔感とリラックス感を両立できます。
プライベート重視の人なら、トレンド感のあるグリースやナチュラル系スタイリング剤で遊び心のあるスタイルを楽しんでみてはいかがでしょう。
4.理想のヘアスタイルにセットするためのスタイリング剤の使い方
スタイリング剤は種類によって使い方が微妙に異なります。理想のヘアスタイルに仕上げるために、スタイリング剤ごとの使い方のポイントを解説します。
4-1.【ワックス】幅広いスタイルに対応できる万能型
適量(10円玉くらい)を手のひら全体によく伸ばし、髪の中間から毛先にかけて揉みこむようにつけ、最後にシルエットを整えます。

ポイントは髪の根元につけすぎないこと。ボリュームが潰れてしまうためです。軽やかな動きを出したい場合は、指先で束感を作るように仕上げます。

4-2.【ポマード】ツヤとまとまりを重視するスタイルに最適
人差し指か中指の第一関節ですくえるくらいの少量を手に取り、手のひらでしっかり伸ばしてから髪全体に均一になじませ、最後にコームで形を整えます。分け目をしっかり出すことで、より洗練された印象に仕上がります。

ポマードはつけすぎると重く見えてしまいます。使い始めはあくまで少量、足りなければ少し追加するようにしたいですね。

4-3.【ジェル】短時間でスタイルを決めたい人に
濡れた状態、もしくは半乾きの髪に適量(10円玉くらい)をなじませ、手ぐしやコームで一気に形を作ります。

ジェルは乾くと固まるので、スピードが重要。スタイリング前に完成イメージをしっかり持っておくことが成功のカギとなります。

4-4.【グリース】ワックスとのコンビネーションもGOOD
ワックスと同じく手のひらでよく伸ばしてから髪全体になじませます。動きを出しつつツヤを加えるイメージで使いましょう。

グリースの特徴の一つがワックスとの相性のよさ。混ぜて使うことで、ツヤとセット力のバランスを調整できるので、配合を試行錯誤しながら理想のバランスを見つけるのも楽しそうです。

4-5.スプレー

スプレーはスタイリングの最後に使います。髪から20~30㎝ほど離し、全体に均一に吹きかけましょう。一カ所に集中してかけてしまうと不自然に固まるため、全体に薄く重ねるように使用するのがポイントです。
4-6.クリーム・ミルク

少量(パール1粒くらい)を手に取り、毛先を中心に軽くなじませます。つけすぎるとベタつきや頭皮トラブルの原因になることもあるので、米粒~小豆大の少量から始めて必要に応じて足すのが失敗しないポイントです。
5. LAVIE NEW STANDARD BARBERのスタイリストが推したいスタイリング剤5選
どのメーカーやブランドのどんなスタイリング剤を使えばいいのか迷っている人のために、高級理容室LAVIE NEW STANDARD BARBERのスタイリストがプロの目で厳選した良質のスタイリング剤を5つ紹介します。
5-1. GLEVER 【グリーバーリッチグリースH】

LAVIE NEW STANDARD BARBERが独自に開発したグリースです。顧客の「こんなスタイリング剤があったらいいな」の声に応え、さまざまな有名ブランドのスタイリング剤の長所を研究しつつ開発されました。
髪型をしっかりキープしながらも、自然なツヤ感をプラスして、清潔感と洗練された印象を演出。お湯で簡単に洗い流せる使いやすさも魅です。絶妙なツヤ感としっかりとしたセット力を併せ持つ、高級理容室ならではのこだわりが詰まった逸品です。
5-2.GLEVER 【グリーバーリッチグリースB】

シリーズ第2弾として誕生した、鮮やかなブルーカラーが印象的なスタイリンググリース。
ほどよい柔らかさを持ちながらも、髪にしっかりと密着し、狙った動きを長時間キープ。適度なツヤ感でスタイルに立体感と清潔感をプラスします。
ショートスタイルからミディアム、セミロングまで幅広い髪型に対応し、特に動きや束感を出したい方におすすめ。お湯で簡単に洗い流せるため、日々のスタイリングがぐっと快適になります。
5-3. PRISONER LEVEL10【プリズナー】

男らしさを際立たせたいあなたにこそ選んでいただきたい、超ハードホールドのスタイリングジェルです。
程よい時間差で固まるフォーミュラによって、セット中の微調整が可能。仕上がったスタイルは強力にキープされ、動きのある日常でも決して崩れません。
パーマスタイルとの相性は抜群。束感と濡れ感を長時間保ちつつ、ディテールを強調した立体感ある仕上がりを実現します。
香りはみずみずしいミックスシトラスで、グレープフルーツをベースに爽やかさを演出。時間の経過とともに優しいフローラルへと移ろう香調は、さりげなく大人の清潔感を漂わせます。
5-4. POMADE1950ポマードCS

70年代後半に人気を博した老舗ロックブランド「CREAM SODA(クリームソーダ)」の油性ポマードを水性ポマードとして再現したスタイリング剤です。水性にもかかわらず油性並みのセット力と抜群の艶感が特徴で、ヘアスタイルの乱れを気にすることなく仕事に集中したいビジネスパーソンの頼りになる相棒になってくれそうです。
5-5.GLEVER【グリーバーリッチオイル】

LAVIE NEW STANDARD BARBERが独自に開発したこだわりのヘアオイルです。男性専用に作られたヘアオイルなので市販のものより軽く仕上がり、ベタつかず自然なツヤを与えてくれるので、スタイリングのベース材にも最適。整髪料が苦手な人からも高い支持を受けています。
6.LAVIE NEW STANDARD BARBERの店舗情報

LAVIE NEW STANDARD BARBERは浜松町本店のほか、秋葉原、五反田、中野、新宿、渋谷、両国、千葉中央、横浜などに計10店舗を展開しています。いずれの店舗も駅から近いので、仕事帰りなどに気軽に立ち寄ることができます。
また、オンラインでの予約も受け付けています。24時間いつでも予約可能です。
7.まとめ
スタイリング剤は種類ごとに明確な役割があり、正しく使い分けることでヘアスタイルの完成度は飛躍的に向上します。ワックスで動きを出し、ポマードでツヤを加え、ジェルで固定し、スプレーでキープする。こうした基本を押さえるだけでも、印象は大きく変わります。
「自分に合うスタイリング剤がわからない」「うまく使いこなせない」と感じている人こそ、一度プロの技術を体験してみることをおすすめします。そして、その際にはLAVIE NEW STANDARD BARBER も選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか? 高級理容室ならではの一流の技術を持ったスタイリストが最上級のサービスと満足できる時間を提供します。
LAVIE NEW STANDARD BARBERの店舗はどこも全室個室のリラックスできる環境で、これまでの理容とは異なる最高級のヘアカットやシェービング、フェイシャルエステを体験できます。感動の高級理容をぜひ一度お試しください。
監修者

LAVIE NEW STANDARD BARBER 庄子悠介
2社にて腕を磨き2015年に独立し、LAVIE NEW STANDARD BARBERを開業。現在、首都圏にて10店舗を運営。店舗合計で、年間3000人来店するお客様の期待以上の感動のおもてなしを実現する全席個室の高級理容室を運営。